dProファミリーに「BG 75」が仲間入り

BG 66、BGE5510、BG 95に続き、BG 75にもdProバージョンが登場しました。最大590 Wの連続出力、最大1700 Wのピーク出力、約5.8 Nmのピークトルクを持つBG 75 dProは、BG 75シリーズの他のすべてのバージョンよりも強力で、電源電圧はわずか24 VDCまたは48 VDCです。これは、同じスペースにより多くの電力を供給できることを意味し、将来的にマシンをさらにコンパクトにすることができます。これらの特性により、BG 75 dProはロジスティクス、ロボット工学、機械工学、プラント工学などの応用分野で完璧なパートナーとなることができます。例えば、食品、半導体、エレクトロニクス産業で同様に使用でき、AGV（無人搬送車）用のドライブとして動作させることも可能です。接続とプログラミングはdProファミリーのすべてのモータと同様に簡単で、CANopen、産業用イーサネットインターフェイスPROFINET、EtherCAT、Ethernet/IPのいずれかを介して行われます。ハイブリッドコネクタを使用することで、ケーブル配線の手間を最小限に抑えることができます。その後、「Drive Assistant 5」試運転設定ツールおよび/またはMotionCodeを使用して、モータのプログラム、制御、監視を行うことができます。モーターソリューションを最大限に活用するために、当社のnexofoxチームは、状態監視や予知保全をキーワードに、喜んでアドバイスを提供します。さらに、Dunkermotorenでは安全性を最優先しています。そのため、認証済みの STO 機能 (安全トルクオフ) がすべての BG 75 dPro バージョンで可能であり、産業用 Ethernet を備えた BG75 dPro では標準として統合されています。これにより、ロジック電圧を遮断することなく、モータをトルクフリーで確実にオフにすることができ、再始動時に時間のかかるリファレンスが不要になります。新しいBG 75 dProがあれば、スマートファクトリーの実現に向けた道にハードルはありません。