VOC放散試験チャンバーの利点
コーティングされたステンレス鋼の壁は、高沸点物質や極性化合物に対する試験チャンバーの吸着能力を向上させます。テトラデカン、4-フェニル-1-シクロヘキセンの回収率は80％以上。

特許は、VOC放散チャンバーと試験体との接続面の処理方法に関するものである。この技術により、表面の粘着力を低減し、チャンバー内壁のVOC付着力を大幅に低減することができる。このように、サンプリングバッグに収納されたサンプルの試験結果は、チャンバー内の試験対象物の試験結果に近くなり、放散チャンバーの試験精度が大幅に改善されます。

電化製品用VOC放散試験室の技術パラメーター
モデル：EV-1000, EV-2000, EV-3000, EV-5000
環境温度：5℃- 35℃
環境湿度：≤90%RH
環境条件：汚染源なし、TVOC≤500ug/m³
気候室のサイズ（cm）：D910×W1000×H1100、D910×W2000×H1100、D1350×W1500×H1500、D1500×W1670×H2000；

温度調整範囲：20℃～70℃、高温洗浄250℃以上 20℃～70℃、高温洗浄500℃以上
湿度調整範囲：30～80%RH（20～30℃）
圧力：10±5pa
温度変動：±0.3℃
温度偏差：±0.5℃
湿度変動：±2.5%RH

湿度偏差：±2.5%RH3%
空気交換率： 0.2～5回/h、±5%
風速：0.1m/s～0.3m/s
電源：AC 380V/50Hz/三相5線式

起動電力：15kw、20kw、30kw、35kw;
運転電力：7kw、9kw、14kw、16kw;
ホルムアルデヒドのバックグラウンド濃度：15ug/m³未満、最小値：6ug/m³。

VOCのバックグラウンド濃度：単一VOC：2ug/m³未満、TVOC：20ug/m³未満
回収率：80%以上
空気浄化システム：標準構成

試験方法
1.空気はまずコンプレッサーで処理され、固体粒子、ホルムアルデヒド、揮発性有機化合物を除去した後、試験チャンバーに入る。
2.気候チャンバーは、試験チャンバー内の温度を調整するためのエアジャケットで設計されている。
3.露点法を採用することで、気候チャンバーの湿度は十分に調整され、制御されている。

製造基準
GB18580-2001 室内装飾および改装材料-木質系パネルおよび仕上げ製品のホルムアルデヒド放散制限
GB18584-2001 室内装飾および改装材料-木質系家具の有害物質放散制限
GB18587-2001 室内装飾および改装材料-カーペット、カーペットクッションおよび接着剤からの有害物質放散制限

ASTM D6007-02 小型チャンバーを用いた木材製品からの空気中ホルムアルデヒド濃度の標準試験方法
ENV717-1 木質ベースパネル。ホルムアルデヒド放散量の測定。
EN13419-1 建築製品。揮発性有機化合物の放散の測定。放出試験 チャンバー法
HJ 571-2010 環境表示製品に関する技術的要件 木質系パネルおよび仕上げ製品
HJ 566-2010 環境表示製品に関する技術的要件 木製玩具

参照用規格
ASTM D5116-97 室内材料／製品からの有機放散物の小規模環境チャンバー測定に関する標準ガイド
ASTM D6330-98 定められた試験条件下で小規模環境チャンバーを用いた木材ベースパネルからの揮発性有機化合物（ホルムアルデヒドを除く）放散量の測定に 関する標準的実施方法

ASTM D6670-01 室内材料／製品からの揮発性有機化合物放散のフルスケール室内測定に関する標準実施法
ASTM E1333-96 大型チャンバーを用いた木材製品からの空気中ホルムアルデヒド濃度及び放散速度の測定に関する標準試験法