乾燥工程向け高精度湿度・温度プローブ

HTP501デジタル湿度・温度プローブは、過酷な環境条件に最適化されており、120℃までの温度に対応しています。

E+E ElektronikのHTP501湿度・温度プローブは、乾燥室やその他の要求の厳しい産業用アプリケーションで使用するために設計されています。ステンレス製プローブは優れた測定精度を持ち、-40～120 °Cの温度範囲に配置できます。測定値は、Modbus RTUプロトコルのRS485インターフェースで利用できます。

過酷な環境条件に最適化

HTP501は、IP66の堅牢なステンレス製筐体、モールドM12コネクタ付き高温ケーブル、および各種フィルタキャップの選択が可能なことが特徴です。電子部品はプローブ内部でしっかりと保護されているため、結露や腐食の心配はありません。E+E独自のコーティングは、湿度センサーとそのリード線を埃や腐食性堆積物から保護し、過酷な条件下での優れた測定性能と長期安定性を保証します。オプションのセンサーリードの保護は、特に過酷な環境におけるセンシングエレメントの寿命を大幅に延ばすのに役立ちます。

高い測定精度と容易なデータ統合

HTP501は、-40～120 °Cの動作範囲で相対湿度と温度を測定します。高品質のE+E湿度検出素子、温度補償、設定可能な圧力補償により、優れた測定精度を実現します。

湿度と温度の測定値に加えて、センシングプローブは露点温度、絶対湿度、混合比など、湿度に関連する物理量も計算します。

測定データはRS485インターフェースで利用でき、Modbus RTUプロトコルを使用して簡単にプロセス制御に組み込むことができます。

フレキシブルで拡張性が高い

2種類のプローブ長（200 mmと400 mm）と3種類のケーブル長により、HTP501を設置する際の柔軟性が大幅に向上しています。無償のPCS10設定ソフトウェアにより、セットアップが容易になり、プローブの個別設定もサポートします。

HTP501は、E+E ElektronikのセンサハブSigma 05と互換性があります。デジタルセンシングプローブは、プラグアンドプレイの原則に基づいてホストデバイスに接続することができ、ディスプレイとアナログ出力を備えたセンサユニットに拡張することができます。