Dunkermotorenから新しいリニアモーターシリーズがスタート

AMETEKのブランドであるDunkermotorenは、SL 38製品ファミリにより、新しいリニアモータシリーズ「ServoLinear」の最初のサイズを発表します。SLシリーズは、優れた性能と柔軟性を備えています。SL 38モータの強みは、特にその速度、力、加速度にあります。

この新しいリニアモータのピーク荷重は、200 m/s2以上の加速度で最大3700 Nに達します。これまで低速のスピンドルモーターや不正確なベルトドライブを使用していたアプリケーションも、新しいSL 38を使用することでより高速かつ高精度に駆動できるようになり、アプリケーションの出力が大幅に向上します。

広範囲の産業アプリケーションの多様な要件に対応するため、合計5種類のSL 38が開発されています。これらはすべて同じベースモータをベースに、各用途の特殊な要件に適合するように改良されたものです。例えば、コンポーネントから始めると、「すぐに使える」モジュールとして、またはツインガイドバージョンでは回転防止取り付け板を付けて設置されます。厳しい環境条件や食品産業での使用向けに、SL 38はステンレス鋼製バージョンも用意しています。このオプションは、均一なステンレス鋼表面、六角ネジ接続、特殊衛生シールを備えており、最大IP69Kの保護等級を保証します。

SL38シリーズの様々なバージョンにより、サーボリニア製品は非常に柔軟に使用することができます。特殊機械構造などの分野では、高い推力が要求されます。加速度と高速性は、サイクルタイムの短縮を可能にし、生産量の増加を実現します。つまり、生産工程をより速く、より正確に行うことができるのです。なお、サーボリニアシリーズには、今後、厳しい設置スペースに対応できるサイズも追加され、さらに幅広い性能に対応する予定です。