シンプルで正確 - DunkermotorenとMAEは、ステッピングモーター用の費用対効果の高いdGo制御電子機器を発表しました。

製品設計者と購買担当者が同じ製品を使用することで意見が一致することはあまりないことです。しかし、AMETEKのブランドであるDunkermotorenとMAEの新しいdGoドライブエレクトロニクスを搭載したステッピングモーターは、そのようなことに成功しました。

設計者は、高トルクとシンプルで正確な制御を組み合わせたコンパクトな構造を気に入っています。

長い間、ステッピングモーターはあまり人気がありませんでした。機械的な設計、速度、過負荷、ノイズの要件は、しばしば除外基準となっていました。しかし、高度なアルゴリズムのおかげで、これらの制約を電子的に補正できるようになり、ステッピングモーターは現在、真のルネッサンスを迎えています。

NEMA 17、23、34サイズのMAEモーター用のDunkermotoren dGo制御電子回路は、速度信号と方向信号（Step & Direction）の1つの周波数信号を介して制御されます。お客様側でシンプルな周波数発生器を用意するだけで、10,000:1以上の回転数を設定することが可能です。しかも、位置決め精度に妥協する必要はありません。電子マイクロステッピングにより、1回転あたり最大12,800のプリセットポジションが可能です。

動作が不要な場合は、電子回路が動作電流を減らし、従来のステッピングモーター制御の弱点を補うことができます。さらにアルゴリズムにより、特に低速域では非常に静かな動作を実現しています。

ステッピングモーター用の新しいdGoコントロールエレクトロニクスの応用分野は、精密な吐出ポンプ、ガントリー、ピック＆プレースシステムからパッケージングやラベリング装置まで多岐に渡ります。特に、コンパクトな設計とシンプルな制御が不可欠な装置構築の分野で、新しいエレクトロニクスはその強みを発揮しています。

すべてのDunkermotoren製品と同様に、MAEステッピングモーターとdGoエレクトロニクスの組み合わせは、革新的なDunkermotorenモジュラーシステムにより、適合するギアボックス、エンコーダ、ブレーキで補完されます。構成やカスタマイズ設計の柔軟性を最大限に高めるため、すべてのコンポーネントはヨーロッパで完全に自社開発・生産されています。この柔軟性は、購買担当者や製品設計者だけでなく、エンドユーザーも満足させるものです。