Carl Zeiss IQS Deutschland GmbH

フリーフォームサーフェスなどのための完全なプログラムです。

自由曲面用の新しいソフトウェアCALIGOは、車体パーツの測定をこれまで以上に簡単かつ迅速に行えるようにします。全く新しいソフトウェア・アーキテクチャにより、解析測定、連続測定、シミュレーション、レポート作成のための非常に効率的なツールを提供します。

HOLOSの後継機

CALIGOは、HOLOSソフトウェアに代わるソフトウェアです。HOLOSからCALIGOへの切り替えは驚くほど簡単です。HOLOSでプログラミングされた測定計画は、簡単にCALIGOにインポートすることができます。さらに、CALIGOはカールツァイスの現在のソフトウェアポートフォリオにシームレスに統合されます。CALIGOは自由曲面の測定に重点を置いているため、主に自動車の車体製造に携わるユーザーを対象としています。CALIGOは、自由曲面と同じように標準的な形状を直感的に測定できるトータルソリューションです。また、強力なデータ処理ツールや品質保証を容易にする多くの新機能を備えています。

新しいソフトウェア技術

カールツァイスはCALIGOのために、最新のソフトウェア開発技術を採用しました。例えば、モジュラーシステムアーキテクチャは、将来の要件に必要な柔軟性を提供します。利用可能なシステムリソースを最適に使用することで、CALIGOはより迅速に広範な測定データを利用することができます。CALIGOのユーザーインターフェースは、オペレーターが直感的に測定ソフトウェアを使用することを可能にします。これにより、慣れるまでの時間が短縮され、新しいソフトウェアが受け入れられやすくなります。

変更管理

CALIGOの変更管理機能は、効率を大幅に向上させます。品質検査で一般的な特徴リストをCALIGOにインポートし、測定計画として直接保存することが可能です。特徴リストに変更があった場合、同期機能により、ユーザーは現在の測定プランと比較することができます。変更内容はすべてユーザーに表示され、ユーザーはその変更を受け入れるか、追加修正を行うかを決定することができます。CALIGOの変更管理機能により、ユーザーは変更に迅速かつ柔軟に対応し、変更された項目を測定プロセスに遅滞なく組み込むことができます。

シミュレーション

CALIGOに搭載されたシミュレーション機能は、実際の測定が始まる前に測定プログラムを分析するための豊富なツールを提供します：測定ランはCADウィンドウに仮想アニメーションとして表示されます。衝突制御、移動軌跡、衝突球などの機能により、プログラミングの最適化、エラーの検出と排除を行うことができます。CALIGOでは、様々な水平アーム測定機や二重システムを完全にシミュレートすることが可能です。また、EagleEye光学センサーも考慮されています。EagleEyeを使ったランをオフラインでセットアップすることが可能になりました。

安全シース

CALIGOはワークとの衝突を防ぐために、移動経路を自動的に生成することができます。CALIGOはフィーチャーからフィーチャーへの経路を独自に発見します。さらに、新しいナビゲーション機能「パスイン／パスアウト」がCALIGOに統合されました。これにより、ユーザーは内部空間への安全な進入経路と内部空間からの退出経路をプログラムすることができます。広範な測定計画から特定のフィーチャーや新しいフィーチャーを素早くプログラムし、確実に測定することができます。

評価とレポート

CALIGOは、測定結果にフォールスカラーのイラストやフラグを付けて、CADで表示することができます。これらの表示は、測定ログに取り込むことができます。CALIGOには、ログをすばやく出力するための標準テンプレートが用意されています。CALIGOに統合された編集モジュールにより、ユーザーは企業のガイドラインに従ってログやテンプレートを設計することができます。

オプション CALIGO DMIS

CALIGOのオプションであるCALIGO DMISは、DMIS測定計画の作成、編集、保存、実行を可能にします。DMIS測定計画の手順は、通常のCALIGO測定計画の手順と同様です。