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igus® GmbH

  • DIN EN ISO 9001

18.04.2017 00:04

世界最小の曲げ半径複合ケーブル

チェーンフレックス CF29

イグス株式会社(東京都墨田区)は、「エナジーチェーン」ケーブル保護管内での連続動作に適したハロゲンフリーTPE外被のハイエンドケーブル、CF29複合ケーブルシリーズをドイツの国際産業技術見本市(会期:2017年4月24~28日)に出展します。「チェーンフレックス」可動ケーブルの製品ラインアップの拡張により、厳しい要件のニーズに対応します。

TPE(熱可塑性エラストマー)は、可動性能に優れ、耐寒性および耐油性が高い材質です。平仮名の「つ」の字になるように曲げて動かすことが多い可動ケーブルにとって「曲げ半径」と呼ばれる「つ」の字の内側を示す寸法も選択時の大きなポイントになりますが、小さい曲げ半径に耐えられるのも、このTPE材質の特長です。 CF29複合ケーブルは、外被にTPE材質を用い、最小曲げ半径がケーブル直径の6.8倍という複合ケーブルでは最小級の値に到達しております。 また、-35°Cの温度環境にも対応でき、ほぼ無制限の耐油性を備えています。冷凍倉庫など厳しい環境における可動用途での導入を見込んでいます。

予測可能な寿命

イグスのケーブルは全て、広さ2,750㎡を有する社内試験施設の温度管理された試験室において実条件下での機械的・温度負荷テストに合格しています。チェーンフレックスの寿命予測計算ツールを使って、要件のパラメータを入力すると、ダブルストロークでのケーブル予測寿命が求められます。このようにして要件に最適なケーブルを探すことができ、コスト削減にも貢献します。

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