ストーブリは、大型電気自動車向けの最速充電性能の実現に努めています。このたび、LEONIとの継続的なパートナーシップについて公開いたします。非公式ながら強力な相乗効果を特徴とするこの協力関係は、電気自動車の充電電力分野ですでに大きな進展をもたらしています。

両社のダイナミックな協力関係は、従来のパートナーシップの範囲を超え、専門知識とリソースのオープンな交換に重点を置いています。冷却ケーブルの複雑さに関するLEONIの知識を統合することは、当初から非常に重要であり、ストーブリはこの複雑な分野で迅速に足場を築くことができました。

「LEONIとともに知識を深め、ケーブルとコネクタの完全なシステムを理解することができました。冷却ケーブルに関する広範な専門知識を持つ LEONI は、当社が先手を打ち、高性能充電ソリューションをさらに発展させるのに役立ちました。現在、いくつかのプロジェクトで技術交流を続けており、LEONI のような経験豊富な企業と協力できることを誇りに思っています。

と、ストーブリの自動接続システムプロジェクトマネージャー、Mathieu Chaligné氏は述べています。

Stäubli Electrical ConnectorsとLEONIは、LEONIのテストセンターで複数のテストを実施しました。その中には、Stäubliの次世代QCC自動急速充電コネクタに関する5週間を超える厳しいテストも含まれています。QCCとMCS（メガワット充電システム）はどちらも同様の技術を使用していると言われていますが、両社はQCCで最大5000Aの値をテストすることができました。これらのテストは、次の QCC 開発を改良し、採掘機器の厳しい要件を満たすようにする上で非常に重要でした。さらに、LEONI はストーブリが MCS のさまざまな充電電流ソリューションに最適な技術ソリューションを定義するのを支援しました。

「私たちLEONI Charging & Power Solutionsは、あらゆる分野で電動化を推進する未来の技術とハイテクソリューションに常に大きな関心を寄せています。緊密に協力することで、両パートナーの深い専門知識の恩恵を受け、将来の完全な電気社会のための洗練されたソリューションを開発することができます。ケーブルだけでなく、テストやシミュレーション・サービスでもお客様をサポートできることを誇りに思います。"

DC/HPC製品管理責任者、セバスチャン・ゴス。

新型QCC-5000のテストはもう1回実施されることが決定しており、その後、ストーブリはフランスのエジングに自社施設を開設する予定です。とはいえ、両社間の技術的対話は今後も継続され、建設的かつ前向きな関係が強調されます。

さらに両社は、ケーブルとコネクターが性能に関して切っても切れない関係にあることを認識しています。ストーブリは、パートナーシップをきっかけとした技術革新により、冷却ケーブルとMCSおよびQCC製品との統合アプローチを改善しました。この全体的な視点により、個々のコンポーネントを開発する際にも、システム全体の完全性が損なわれないようになります。

MCS製品と次世代QCCのさらなる開発に重点を置くストーブリとLEONIの協力関係は、業界を前進させ、幅広い大型電気自動車に合わせた高性能急速充電ソリューションを提供することを約束します。両社は、ケーブルとコネクターの互換性だけでなく、期待以上の性能を確保するため、あらゆる分野を視野に入れています。ストーブリは、今年後半にラスベガスで開催されるMinExpoで、鉱業向けの最新のQCC開発品を展示する予定です。