ホリスティックなIoTデバイスとラボの管理ソリューション

研究開発は時間のかかる業界であるため、時間を節約できるデジタルソリューションやツールが常に必要とされています。現在、ほとんどの研究所では、データの透明性を確保し、複製を容易にするために、いくつかのデジタルツールを使用しています。さらに、デジタルツールは、ラボの管理者が手作業の管理業務に費やしていた時間を節約できる、非常に便利なソリューションです。しかし、複数のツールがある中で、データを1つのツールから別のツールに簡単に移行し、最も効率的な方法で使用できるようにするためには、常に苦労が伴います。

この問題を解決し、ラボのメンバーに最高の使用体験を提供するために、世界中のラボ向けに機器、消耗品、サービスを開発・販売するライフサイエンスのリーディングカンパニーであるエッペンドルフは、ラボのスケジューリングプラットフォームとして世界をリードするクラスターマーケットと提携し、クラスターマーケットの機器スケジューラーとエッペンドルフの VisioNize® Lab Suite をスムーズに統合できるようにしました。この統合により、エッペンドルフのソフトウェアおよびハードウェアコンポーネントとクラスターマーケットのオペレーティングシステムが組み合わされ、科学者は総合的なIoT機器およびラボ管理ソリューションにアクセスできるようになります。

我々は、デジタルツールが、実験の質と再現性を高め、必要な機器へのアクセスを向上させることでイノベーションに大きな影響を及ぼすと信じています。デジタルツールが正しい方法で設定され、スマートな統合を提供することで、ユーザーとデータが異なるシステム間でバリアフリーで流れることが重要なのです。エッペンドルフとのパートナーシップは、2つの強力なツールを接続し、機器管理とリアルタイムパラメーターをスマートな方法で組み合わせるという重要なマイルストーンです」と、クラスターマーケットのCCO兼共同創設者であるトビアス・ウィングベルムーレは述べています。

今回のクラスターマーケットとのパートナーシップは、オープンなデジタルエコシステムと最高のユーザー体験を提供するデジタルツール同士のスムーズな統合の重要性に対する我々の信念に合致していますので、エッペンドルフは興奮しております。正確な機器データにほぼリアルタイムでアクセスできるようになり、高度な機器管理も可能になったことで、ラボはより多くの情報に基づいた意思決定ができるようになり、ラボの運営をかつてないほど合理化できるようになりました。「と、エッペンドルフのプロダクトリーダーであるLynn Philipは述べています。

この2つのソフトウェアソリューションの統合により、機器のライブ情報を活用し、機器予約ソフトウェアClustermarketに接続されたベンダーに依存しないソリューションでラボ機器をリモートで監視することができます。この統合により、研究者は遠隔監視や機器のスケジュール管理など、さまざまな機能を利用できる総合的なIoT機器およびラボ管理ソリューションをラボメンバーに提供します。

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